おはようございます。

 

 

 

車の運転席に座ったら、白いデニムが
ビショビショになり、見上げたら
ムーンルーフを開けっ放しで
雨に濡れていた原口です。

 

 

 

本日は

 

 

 

前の会社と僕の事2

 

 

 

について記事を
書かせていただきます。

 

 

 

前回は僕が社会人になってからの
数年をハイライトでお届けしました。

 

 

 

今日はその続きとなります。

 

 

 

上司が倒れ、半年じゃまだまだ
右も左もわからない僕。

 

 

 

上司が立ち上げ、上り調子の勢いを
止めては目標3億も達成できません。

 

 

 

なんとかするしかない!と思っていたら、
僕らがお世話になっている5社の工場や
企画会社さんの社長さんが会議室に集まりました。

 

 

 

「原口さん、Sさん倒れちゃいましたね。」
「病院で話をしてきました。」

 

 

等々。

 

 

 

社長たちはみなさんライバルです。

 

 

 

仕事をとって取られての関係です。

 

 

 

そんな社長さんたちが一同に集まり

僕に言ってくれた言葉は

 

「原口さん、僕らとゲームをしましょう」

 

でした。

 

 

 

言われたゲームの内容は

社長たちから出される
見積もりには30%以上の
掛け率が乗ってる。

 

 

 

掛け率は15%まで
下げられる。

 

 

 

社長たちとの交渉で
金額を下げる。

 

 

 

僕のNGワードは

 

「予算がない」

 

どうやったら金額を下げられるか、
どうやったら我々を動かせるか

 

これを考えて、やっていきましょう。

 

という内容でした。

 

 

 

僕は疑問がありました。

 

 

 

なので、聞いてみました。

 

「みなさんはライバル同士なのに、
なぜ協力するんですか?
うちをとばして直接、本社に営業も
いけるじゃないですか」

 

と。

 

 

 

答えは

 

 

 

「Sさんについてた方が儲かるからです(笑)
半分本気で半分冗談です。

 

 

 

Sさんが原口の5年後を考えてと。
あいつは人との絆や繋がりを一番に考えるタイプ。
あいつを押さえたら、5年後、会社安泰だよ
って言ってました(笑)
あの人にそれだけ期待させる要素が
あるって事です。
俺らもそれを見てみたい。

 

原口さん、ちゃんと育って
骨の髄までしゃぶらせてくださいね(笑)」

 

 

 

こんな返答でした。

 

 

 

右も左もわからない
クライアントの僕。

 

 

 

協力先の方々に
怒鳴られまくる日々が
始まります。

 

 

 

「そんな交渉で俺らが
動くと思ってんの!?」

 

 

 

「どうやったら俺らが
動くか考えて!」

 

 

 

から

 

 

 

「今回の交渉は
よかったですよ」

 

 

 

「なかなか痛いところ
ついてきますね。」

 

 

 

年間の発注量を考え、
赤字でやってもらったら、
赤字を取り戻してもらい、
補填し上で利益が出るくらいの黒字に。

 

 

 

こんな風に全体で
考えられるようになっていきました。

 

 

 

つらい時は一緒に泣き、
うれしい時は一緒に笑い、
利益を分け合い、苦痛も分け合う。

 

 

 

超える山の数が多くなればなるほど、
背中をまかせられる方々が増えました。

 

 

 

僕はずっと大切に思っていた、
人との繋がりをここで改めて、
痛感しました。

 

 

 

そして社会で目標設定の
大切さを学びました。

 

 

 

全体では売り上げに関しての目標。

 

 

 

年間売り上げは全体で3億。

 

 

 

営業は3人いるので最低一人頭1億。

 

 

 

一個一個の仕事では納期と予算。
いついつまでに納品できなければ、
店頭にポスターは並ばない。

 

 

 

宣伝ができない。

 

 

 

納期逆算と予算達成。

 

 

 

やらなきゃいけない事と
やらなくていい事のの区別、
判別がついていきます。

 

 

 

行動の取捨選択です。

 

 

 

朝10時から夜中の
2時、3時まで働く日々。

 

 

 

朝に会議室のソファーで
寝て、起きての繰り返し。

 

 

 

え?めっちゃブラックじゃんって
思われると思いますが本人は
全然思っていません。

 

 

 

楽しかった。

 

 

 

これが一番の原因です。

 

 

 

楽しくなれば次に進める。

 

 

 

これは高校時代に体験済みです。

 

 

 

いろいろあったんです(笑)

 

 

 

大きな目標に向かう事。

 

 

 

責任ある仕事。

 

 

 

罰はあっても賞はなし。の
僕がほめてもらえる。

 

 

 

関わる人との深まる絆。

 

 

 

上司が戻ってきた半年後。
つまり就職して1年で、僕の
売り上げは1億5千万。

 

 

 

目標をクリア。

 

 

 

上司が作った畑をつぶすことなく、
拡大できました。

 

 

 

これが一番うれしかったです。

 

 

 

1年がたち、2年目にはCDのジャケットや
特典物、コンサートグッズなども
手掛けるようになります。

 

 

 

2年目でもっと売り上げて、
会社をでかくしましょう!

 

 

 

社内制作だけじゃ足りないので、
会社の契約している事務所も
営業かけましょう!

 

 

 

と決まり、そこからバイトさんも
含め、社員も増え、6人から
スタートした新会社は15人に増え、
4年後僕はありがたい事に
最年少で課長になります。

 

 

 

その時に社長に言われます。

 

 

 

「課長になるにあたって、
欲しいものはある?」

 

 

 

「バイトさん、新卒も含め僕が
育てた後輩たちが各部署に
散っていたので、集めたい。」

 

 

 

つまり人事権をくれと
僕は言いました。

 

 

 

特別許可をもらい、
人事権発動。

 

 

 

ここから快進撃が始まりますが
これが2年後に大きな問題になります。

 

 

 

僕が会社を辞める原因になります。

 

 

 

甘かったと痛感する日が訪れます。

 

 

 

長くなったので続きはまた明日。

 

 

 

本日はここまでになります。

 

 

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

 

 

みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。