おはようございます。
ブックオフウルトラセールが
始まる5月3日。
セール前に店舗状況を確認のみと
思って、見にいってうずうずして、
ビームしまくる原口です。
本日は
原口、思いもよらず独立・後編
について記事を
書かせていただきます。
かわいがってくれた社長から
仕事をいただき、思いもかけず
独立のきっかけになったのが
前回のあらすじです。
驚きとうれしさと
戸惑いがありました。
僕なんかに?という驚き
と
僕が必要だと言ってくれた
うれしさ
と
仕事の費用面の戸惑い。
当時の僕の退職金は100万を
切る金額しかなく会社の
特別扱いで退職金の支給は
代休・有給消化期間は5か月後。
貯金など雀の涙しかなく、
今回依頼の仕事の金額は
1000万円以上。
請求書以外で見たことが
ない数字です。
社長の本気度から
お金がないので、請け負えません
とは言えなかったです。
アホですね、僕。
前向きに考えますと返事をして
その日は帰りました。
事務所を退出後に前会社の上司に
電話をしました。
打合せの内容を話をしたら
上司が出向いてくれ、食事をします。
前上司と久しぶりに会います。
色々な話を聞きました。
僕がいなくて会社が
さみしくなった事、
部下がみんな覇気がなく、
うなだれている事、
引継ぎの仕事で前担当者の僕と
比較をされてしんどいって事。
色々でした。
最後に前上司は
今回の仕事、きちんと受けろ。
取引先を回ってみな。
と話をされ僕は翌日、前会社の
協力先の5社を一軒一軒訪ねます。
前の記事で書かせてもらった
僕を育ててくれた協力先の
社長さんたちです。
金銭的な理由から今回の仕事は
やはり断ろうと思いました。
訪れた理由は
株も有もついていない個人事業なので、
信用がない小さい仕事から請けて、
金額を増やしていき、仕事は全て、
現金で払うので、依頼をしたら
受けてもらえるか
の確認のためです。
当然ですが、僕の本業は一人で
できるものではありません。
一人でできる仕事は世の中には
あり得ません。
販売も、企画も、製造も、
人がいてできるものです。
せどりももちろんそうです。
話している最中にタバコに火をつけ、
険しい顔になった一社の社長。
当然です。
前会社を辞めた人間が出入りして、
同じような仕事をする。
前会社からしたらライバルに手を
貸している会社になるわけですから。
内心、まあそうだよなと思いながら
話をしていました。
話し終わって、社長は無言。
僕は沈黙しかなかったです。
社長、少し怒りながら
一緒にやろうと言え。
ずっとやってきたから
性格も知っている。
逃げないのも知っている。
金は気にするな。
こちらで用意するから、
入金されたらこっちに払え
といった内容でした。
1億でも2億でも用意してやる。
と言いながら、笑って
あ、2億は無理か笑
おかえり。原口さん。
と笑ってくれました。
その後も
水臭いって怒る社長。
おかえりと言ってくれる社長。
喜んでくれる社長。
対応は違っても昔からの
付き合いの5社さんは
みんな、同じ内容でした。
次々に協力先を回る間
車の中で涙がでそうになりました。
正直に、そして相手のことを
考えて、仕事をしてきて良かった
と。
そう育ててもらえて良かったと。
記憶力はもともと良いほうですが
今でも忘れずに鮮明に頭に
よみがえります。
5社さんすべてを回り、
話をして家に帰り、思い出し
風呂で一人泣きました。
そして、いつも以上に人との
繋がりが大切だと感じように
なりました。
人は一人では何もできない。
人とつながって成り立つと。
環境が人を作り、人が環境を作る。
言葉遊びじゃありません。
本当にそう思っています。
僕に関わってくれた人、
すべてに感謝します。
僕は欲張りです。
いいところはどんどん吸収して
もっともっと変わっていきたい。
高いところからみるのではなく、
同じ目線で物事をみていたい。
相手の気持ちを考え、
思いやれる人間に。
そう深く思った時でもありました。
翌日、僕は事務所さんにいき、
先日、お話いただいた仕事を
請け負います。
と、同時に前会社に挨拶に。
専務(現社長)に電話で
アポイントをとったのですが、
その際に「なんの話?」と聞かれ、
「これからの事です」と答えた僕。
専務は勘違いをしてしまい、
僕が会社に戻ると思ってしまい、
もめてしまうのですが、
きっちりと筋を通して、
独立の話をさせてもらいました。
独立一発目の売り上げは
1700万を超えました。
ほぼ元手なしで始めてしまった僕。
経営者としては最低です。
甘いです。
資金繰りもしたことない
経営者なんて最低です。
いつまでも協力先5社さんに
甘えるわけにはいきません。
なので、資金をためます。
仕事をしたお金を使わず、
極力節約し、次の仕事に回し、
現金で払えるように。
コンサートグッズの企画制作、
販売イベントの企画制作、
プロデュースなど
色々な仕事をしていきます。
1年経ち、2年がたつ頃、前会社の
部下数人が僕の会社にきます。
遊びにではなく、仕事をしに。
前の会社を辞めて、一緒にと。
みんなでまた一緒に。
しんどい時も、楽しい時も
部下や協力先と越えていきます。
協力先5社のうちの印刷会社の
社長がすい臓がんで亡くなりました。
印刷会社の社長にもとても
影響をうけました。
前会社時代、後輩ができた僕は
育てる際にもう一人の僕を
と思っていました。
厳しくしてしまい、その際に
育て方を教えてもらい
僕の部下に対する対応が変わります。
話をして、性格や傾向を考え、
ペースに合わせて、育てていく。
そう僕がしてもらったように。
実はこれが僕と岩田君が
主催するスクールの
運営に活きてきます。
人のペースで。
なので、僕らのスクールには
よそ様のスクールと違い、
期限がありません。
一度、加入されたら
僕らが生きている限り
サポートします。
これは人それぞれのペースがあり、
行動が早い、ゆっくり。
専業、副業で使える時間が異なり、
それをひとまとめにして、
サポートを期限で打ち切ることは
いい事ではないと考えたからです。
僕らのスクールやカリキュラムには
僕らのこうした考えや実体験をつめて
制作させてもらっています。
一緒に笑い、時には苦しみ、
一緒に喜び、仕事の山を越えました。
数年たった時、
僕のすべてを巻き込んで、
最悪の時が来ます。
全部をなくす時がきます。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日になる事を
願っています。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆原口たーフェイスブックの友達申請はこちらから
https://www.facebook.com/taa.h1005
☆原口たーLINE@はこちらから
https://line.me/R/ti/p/%40ukd6574m
IDで検索する場合は
@ukd6574mで検索をお願いいたします。