おはようございます。

 

 

 

子供の算数の勉強を見ていて

 

こうやるんだよ。
→そのやり方習ってない・・・。

 

と言われ、時代と共にプロセスが
変わっている事を知り、ドリルを
買ってきて、こっそりやっている
原口です。

 

 

 

何事も勉強ですね！

 

 

 


みなさんの応援で成り立っています

 

 

 

本日は

 

 

回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編

「移動」

 

 

について話を
していきます。

 

 

 

前回のあらすじ

 

 

FASに国税局が入ってから数日。

 

原口は相も変わらずセミナー資料と
返信、本業に追われていた。

 

岩田君との会話で岩田君も同じだった。

 

ショートスリーパーで体力のある
原口もさすがにまいっていた。

 

平均睡眠時間2時間。

 

それ以外は行動をしていた。

 

 

深夜のホグワーツ城で行動を
開始したハリー・「タ」ッター。

 

守護霊の謎を追う為に城内を
歩いている。

 

しかし、なぜかアズガバン（刑務所）の
守護、ディメンターが城内を占拠していた。

 

うぉ！こわ！

 

部屋に戻って大人しく
眠りについた。

 

そんな弱気な少年魔法使いは
出てこないハリーポッター
シリーズは全8巻で好評発売中。

 

 

※あらすじの中にフィクションが
含まれます。

 

 

 

本編はこちらから。

 

 

 

原口と岩田君は大阪行きの
新幹線に乗っていた。

 

 

 

二人とも固い顔をしている。

 

 

 

いつもバカ話をする二人が
黙ったまま、それぞれに想いを
馳せている。

 

 

 

数時間前・・・・。

 

 

 

高嶋さんからの電話がかかってきた。

 

 

 

内容はもちろん・・・。

 

 

 

セミナーの事だった。

 

 

 

もう4日後に控えたセミナー。

 

 

 

資料と練習の出来の確認だった。

 

 

 

修正はできていた。

 

 

 

しかし、原口も岩田君も納得の
いくものではなかった。

 

 

 

話すパートの修正はだいぶ前に
終わっている。

 

 

 

てこずっていたのは、質問だった。

 

 

 

質問者が来る会場で匿名で質問に答える。

 

 

 

さらに電話での質問も追加されていた。

 

 

 

セミナーやせどりに質問が
ある人は連絡をもらえれば
直接二人のどちらかが答える。

 

 

 

といったものだった。

 

 

 

セミナー資料修正に、質問への返答、
本業に加え、そこに

 

 

 

電話での質疑応答が加えられた。

 

 

 

これがしびれた。

 

 

 

悩みや問題が山積の方が多かったからだ。

 

 

 

クレジットカードの使用状況が
自身で把握できていない。

 

 

 

入金と遥かに超えた請求がきている。

 

 

 

リボ払いに変えた。

 

 

 

少し話を聞いただけで、問題ばかりの
見本市の様になっていた。

 

 

 

それに対する解消方法を話をして、
二度と同じ状況にならないように
話をしていた。

 

 

 

岩田君は泣いていた。

 

 

 

お子さんが病気で大変で、治療費の為に
副業を！と考え、投資系のコンサルを受けたが
コンサル費用と投資費用を持ち逃げされた。

 

 

 

という内容で、最後の希望として、
原口岩田のセミナーに来る。

 

 

 

という話を聞いてだった。

 

 

 

岩田君は風貌や話し方から
ぶっきらぼうに見えてしまう。

 

 

 

しかし、本当は心優しく、
誰よりもナイーブで、人の為に
泣ける男だった。

 

 

 

原口さん・・・・。

 

自分、そういうやつ、絶対許せないです。

 

必死に頑張っているその人の話を聞いて
何とかしてあげられたら・・・。
って思います。

 

 

 

そういって鼻をすすっていた。

 

 

 

そう電話での質問のやりとりは
心が削られる事が多い。

 

 

 

それが新たに追加されている。

 

 

 

修正もこれに倣って、質問の紐づけや、
危険な状態でせどりをしている方からの
質問の答えなど。

 

 

 

これらにてこずっていた。

 

 

 

しびれを切らした高嶋さんは、
最後のセミナー練習として、
自分のいる大阪にきて、模擬セミナーを
やれという内容だった。

 

 

 

原口と岩田君は待ち合わせをして、
12時すぎの新幹線に乗っていた。

 

 

 

岩田君は目の下が真っ黒になっている。

 

 

 

岩田君、顔やばいよ・・。
→原口さんも・・・。

 

 

 

新幹線の窓に映った自分の顔を
見て驚いた。

 

 

 

完全に心霊写真のそれだった。

 

 

 

岩田君はコントのような眼の下のクマと
顔はひげで覆われている。

 

 

 

まるでカールおじさん・・・。

 

 

 

心霊写真のそれ

 

と

 

顔色の悪い
かーるおじさん。

 

 

 

二人はお互いの顔を見合って
力なく笑った。

 

 

 

目に見えている結果が待っている事を
考えると心から笑えなかった。

 

 

 

そうもうセミナー本番は4日後なのに、
資料はまだまとまっていないからだった。

 

 

 

本日はここまでになります。

 

 

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

 

 

みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。

 

 

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