おはようございます。
交渉の初歩は笑顔で。
さらっとしれっと。
が前回の内容でした。
今日はその続きです。
本日は
交渉2
について話を
していきます。
先日は交渉は笑顔と会話が大事。
という話をさせてもらいました。
今日も交渉に関しての事を
書こうと思います。
原口はセミナー後の懇親会。
その2次会でいつも
店舗交渉をします。
それが噂になり、直交渉を見に来る
スクール生もいます。
いつもはこんな感じです。
原口は2次会に行く際に、
自分からお店に声をかけません。
じゃあ、どうするのか。
まず一連の流れを書きます。
1.まず先頭を歩きます。
2.居酒屋のお兄さんを見かけたら
その近くで
「皆さん!ちゃんと!
ついてきてますかぁああああ!」
と、大声を出します。
3.すると、ほとんどのお兄さんから
「次のお店を探している
幹事様ですか?」
と声掛けをしてきてくれます。
4.そしたらもうしめたものです。
「いつも寄らせてもらっている
お店があるのですが、少し遠くて」
と言うと向こうが「条件などありますか?」
と聞いてきます。
5.そしたらもうこっちのものです。
いつもお世話になっているところは
食事も数点ついて、ビール含みで
飲み放題で、2時間2,000円ぽっきりです。
食事はしているので、軽くでいいですが、
お店のお薦めの食材は必ず人数分。
あとはお店にとってコスパの良いものでいいです。
枝豆やらポテトやら、えびせんやら。
いつもは個室ですが、人数がぎゅうぎゅうに
ならない広いスペースをお願いします。
これで大体決まります。
この際に顔はめちゃくちゃ笑顔で。
原口の交渉を見たスクール生は
これを読んで笑っていると思います。
まんまこれで成功しているからです。
実はこれ、色々な交渉に関しての
大事な要素や心理が含まれています。
解説します。
まず、自分から行かずに
向こうから来てもらいます。
これで相手に「客」と認識をしてもらいます。
自分から依頼に行ってしまうと、
交渉の主導権は向こうが
持ってしまうからです。
なので、必ず相手に動いてもらいます。
家電量販店で値引き交渉や数引き交渉を
するのであれば、必ず、
店員さんに来てもらってください。
その場に立って、店員さんに声掛けで
来てもらっても良いです。
声をかけてきた店員さんでも良いです。
重要なのは「自分から行く」のではなく
相手に来てもらうという事です。
そして他店舗比較。
違うお店は食事数点、ビール付きで
飲み放題2時間で広めの席
を用意してくれているお店がある。
という事をしっかり伝えます。
交渉相手からすれば、
その条件でやっている
お店があるので、断ったら、
そちらに行かれてしまう。
となります。
これ、実は家電量販店でも同じです。
割引率を考え、妥当な線を突かれたら、
どうでしょうか?
売値よりも2割安い。
割引はいける範囲。
誘い込めたら8割の売り上げ。
逃したら0。
みなさんが経営者だったら
どちらを選びますか?
出来る範囲で8割か断って0か。
そして、こちらの要望だけではなく、
しっかり相手の事も考えます。
金額で無理を言っているので、
食事など色々と要望はせずに、
お店にとってコスパの良いもので良い。
これめちゃくちゃ大事です。
何が相手にとっていい事か。
これの提示も必ず忘れては
いけません。
値切るのであれば、数を。
数を引くのであれば、
値切りはそこそこ。
「両方もらって、
自分だけが得をする。」
この考え方では絶対に
うまくいきません。
自分にも相手にも良い。
という両方が良い。
WIN-WINの交渉を心がけましょう。
仕入れ店舗以外でも同じなので、
そちらで練習して、
いざ!本番!
でも良いです。
まずはやってみましょう!
交渉時の心理については
大事な事があるので続きます。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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