おはようございます。
新型コロナウィルス。
新規感染者数が激減。
寒くなるこれからの季節。
感染者が激増する冬にも
このままいってほしいと思う
原口です。
本日は
回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編
「大阪セミナー開始」
について話を
していきます。
前回のあらすじ
鼻の下にポケモン絆創膏を
つけ、無言でこっちを見てくる。
いや、こっちみんな笑笑
という気持ちと笑いが
止まらない。
新幹線でノーマル絆創膏に
貼り変えた。
しかし、赤いちょび髭のように
なっている。
セミナールームで岩田君をみた
片山さん。
ぎょっとした後に爆笑。
久しぶりにセミナー以外が
和やかなムードに包まれる。
そして、岩田君は狂気の
チャップリンのまま大阪の
セミナーが始まる。
会議が始まる。
それは莫大で不明な
お金の流れだった。
会計検査院調査員の
松平「た」じめは
調査を開始する。
そして明らかになった
大阪国の存在。
「た」じめは大阪国民の
暴動に自衛隊を派遣。
血で血を洗う国同士の抗争に
発展する。
いや、そんな物騒な話は一切ない
浪花節と風情と大阪城の謎が
絡み合う
「プリンセストヨトミ」
はDVD好評発売中！！
※あらすじの中にフィクションが
含まれます。
本編はこちらから
続々と大阪セミナー会場に人が
集まってくる。
50人のセミナールームは
ごった返していた。
岩田君は血染めの絆創膏を
取り換えにトイレへ行っていた。
一方、原口は集まった
来場者さんたちとにこやかに
会話をしていた。
岩田君が後方のドアから
セミナールームに入ってきた。
最左端を歩きながら、窓の方を
向いて来場者さん達から顔を
背けて歩いてくる。
来場者さん達はもちろん、
何も気が付いていない。
原口は話しながら岩田君を
目で追う途中で・・・。
最後列に座っている
片山さんが目に入った。
片山さんはPCに目を
落としていた。
しかし、それは笑いを堪える為と
分かる顔つきだった。
それを見て原口のゲラ（笑い上戸）の
スイッチが入る。
来場者さん達と話をしながら
笑いそうになる。
声の震えを我慢しながら、
会話を続けていた。
セミナー開始5分前。
原口が場を温めるために
会場を巻き込んで、話をはじめる。
オープニングトークの終盤。
今日、この時間だけ、
みなさんは僕らのスクール生です。
質問があったら空気を読まずに
手を上げて質問してください。
ね？
岩田さん。
声をかけられ、岩田君が
顔をあげる。
しばらくの沈黙の後に、
ざわつきが起こる。
そう、岩田君の血の
ちょび髭を見て。
え？
血、めっちゃ出てますやん。
赤いちょび髭って・・・
さすが、関西。
ぼそぼそとしたツッコミが
聞こえる。
さすがに大きな声では
ツッコめないだろう。
原口は大笑いを堪え、
笑顔で事情を説明した。
会場は爆笑が続き、
温かい雰囲気に包まれた。
最高潮のテンションのまま
セミナーが始まる。
原口の自己紹介が終わり、
岩田君の自己紹介パート。
絆創膏が貼ってあり、
大きな口を開けられない。
ぼそぼそ声になってしまう。
聞こえないと思った岩田君が
大きな口をこわごわ開けてみた。
絆創膏の粘着が弱くなり、
剥がれそうになったのか
岩田君はとっさに素早い動きで
鼻下を抑えた。
そのリアクションは
原口がみた大笑いをすると
入れ歯が飛んでしまうので、
抑える祖父のようだった。
ダメだ。
堪えられそうにない。
原口はマイクのスイッチを
いれ岩田君に渡した。
岩田君はそれを受け取り、
口を大きく開けずに、
なるべく口を動かさずに
話を続けている。
それはまるでド下手な
腹話術師のようだった。
会場は岩田君が話す最中、
クスクス笑いに包まれている。
しかし、話が続いていくと
食い入るように岩田君の話を
聞き始めてくれた。
大阪セミナー2周目は
大好評なうちに幕を閉じた。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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