おはようございます。
新型コロナウィルスの感染者が
減少したまま推移しています。
これから冬の季節。
ウィルスが活発になる時期。
変わらずに感染対策を
練っていきましょう！
本日は
回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編
「タムラ社長会談8」
について話を
していきます。
前回のあらすじ
ICレコーダーから元塾長の
恫喝の全てが再生された。
以前のタムラ社長は元塾長との
手打ちを望んでいた。
しかし、それは無駄な事だと
悟りながら、今一度、原口の
説得に入ろうとしていた。
それに気が付いた原口は、
タムラ社長の話を遮った。
そして、断固とした意思で
「ダメなんです」
と口火を切った。
開戦の口火を切った
合従侵攻戦は咸陽の
喉元まで差し掛かっていた。
秦の千人将「た」んは
直前に殉死したヒョウ公の
仇を討つために立ち上がる。
しかし、行軍の速度が遅く
戦いは終わっていた。
そんな腐れタイミングで現れない、
遅れてきても活躍する胸熱バトル
「キングダム」
はコミックス好評発売中！！
※あらすじの中にフィクションが
含まれます。
本編はこちらから
原口はいつもと
違う口調だった。
そして、一度下を向いた
しっかりと正面から
目をみて・・・・。
ダメなんです。
とはっきりと言った。
原口には珍しい拒絶だった。
それも絶対の拒絶。
以前からタムラ社長は
原口と元塾長の仲を
取り持とうとしていた。
そして、その可能性を
探っていた。
可能性を探る途中で
元塾長の脅迫の件が
判明した。
その証拠を突き付けられたのが
今日。
内容を聞くまではタムラ社長は
元塾長と原口の仲を取り持つ
手段を考えていてくれたのだろう。
それを原口が制した。
ダメなんです。
と。
タムラ社長は二の句を継げない
原口の勢いに押されていた。
・・・・・。
→申し訳ないですが。
・・・・。
→理由はお分かりだと思います。
ICレコーダーを手に取り、
タムラ社長の顔の高さに
持ち上げた。
そ・・・うですね。
→はい。
・・・・。
→元塾長は・・・・。
・・・・。
→絶対にやっては
いけない事を。
踏み込んでは
いけない領域に。
・・・・・。
→いとも簡単に
やって、
いとも簡単に
踏み込みました。
・・・・。
→僕の大事な仕事のパートナーを
自分の手先や息のかかった子たちを
使って居場所を探しています。
何のために？
・・・・・。
→これと同じように脅すため？
これよりも先に進むため？
原口はICレコーダーを振った。
その眼は怒りを携えて燃えている。
・・・・・。
→そして、僕の仲間に手を出した。
・・・・・。
→僕達のスクール生にも手を出した。
・・・・・。
→実行するかしないかじゃない。
言っただけかもしれません。
しかし、その行動が問題です。
・・・・。
→何の関係もない、表に出る事も
望んでいない。
一般の女性に。
一般の男性に。
・・・・。
→反社まがいの脅しを
かけているんです。
大声を出して不安を
掻き立て・・・。
組織の具体名を出して、
脅す。
・・・・。
→この先は口が悪くなるかもしれません。
最初に謝っておきます。
元塾長は俺が一番嫌いな事と、
一番許せない領域に踏み込んだ。
・・・・・。
→想像してください。
タムラ社長には大切な
パートナーがいますよね。
はい。
→同じことをされたと。
・・・・。
→想像してください。
タムラ社長のダチに
同じことをされたと。
・・・・。
→想像してください。
タムラ社長の部下や一緒に
頑張る仲間に同じことをされたと。
・・・・・。
→俺は・・・・。
・・・・。
→それが一番許せないです。
大事な仲間。
原口の周り。
そこに手を出した事が。
原口はタムラ社長に話す隙を
与えないように、
しかし、捲し立てずに
静かに話した。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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