おはようございます。

 

 

 

10月4日23時50分すぎに公式LINEに
アカウント系問題の質問をいただきました。

 

 

10月5日になった瞬間にお祝いLINEが
多数いただきました。

 

 

いっぱいいただいたので、
沢山のトークに返信をしながら
アドバイスをしていたら

 

 

 

シリアスなアカウント系
問題の方に

 

 

 

「ありがとうございます！
めっちゃくちゃ嬉しいです！」

 

 

 

と返信する方を間違えてしまい、
大慌ててお詫びを。

 

 

 

泣きそうになった原口です。

 

 

 


みなさんの応援で成り立っています

 

 

 

本日は

 

回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編

「失敗」

 

について話を
していきます。

 

 

 

前回のあらすじ

 

岩田君は原口との会話形式の
自己紹介を終えた。

 

岩田君は緊張から汗が止まらず、
原口は動揺から立ち直れていない。

 

笑顔で行うセミナーは
顔がこわばり、真剣な顔で
冗談を言っている能面ぶり。

 

時間が押してどこかを「はぶけ」
との指令も来場者にバレそうになる。

 

本人たちは大慌てだが、はたから
見たら完全なドタバタ喜劇だった。

 

ドタバタと準備を進め、酒場は
大慌てだった。

 

 

その理由は狼男の討伐の為だった。

 

「タ」リーは満月を見て体が変わり始める。

 

う・・・。

 

うがぁあああああああ！

 

影が人から異形に変わる。

 

ぅうぅうううう。

 

メェェェエエエエエエ～。

 

いや、羊の皮をかぶった山羊！

 

そんな言葉遊びは出てこない
1941年の名作「狼男」は
DVD好評発売中。

 

※あらすじの中にフィクションが
含まれます。

 

本編はこちらから。

 

 

セミナーは半分を終え、休憩に入った。

 

 

トイレへ移動する来場者。

 

 

来ている情報発信者を探す人、
仲間を見つけ、席を移動して話を
する人々で会場はごった返していた。

 

 

岩田君は汗がひいた代わりに
顔が青ざめている。

 

 

原口は厳しい表情で
無言のまま席に座っていた。

 

 

二人とも考えている事は同じだった。

 

 

出だしで躓いた。

 

 

取り戻さないと。

 

 

固い表情は筋肉までこわばらせる。

 

 

体がうまく動かない。

 

 

頭では失敗を反芻し、

 

 

こうすればよかった。

 

ああすればよかった。

 

 

と本人じゃなくても
わかりやすい悔恨の念が
表情に出ていた。

 

 

高嶋さんが足早に向かってくる。

 

 

小さな声で

 

 

「何やっているんですか！？

なんでスカイプ見ないんですか？

指示通りに動けよ！」

 

 

その声は二人には聞こえていない。

 

 

 

グルグルと頭の中で考えている事で
周りが見えなくなっている。

 

 

それに気が付いた高嶋さんは

 

「後半が終わって、
スクールの告知が始まる前に、
僕を紹介してください。

 

 

無言でうつむきブツブツと
次への行動を反芻している原口に
高嶋さんは言った。

 

 

しかし、原口には聞こえていない。

 

 

 

高嶋さんが原口の両肩をつかみ、
揺さぶりながら、

 

 

たあさん！
聞こえていますか？
→え？

 

 

しっかりしてください！
セミナー後半が終わったら・・・。
→はい。

 

 

 

僕を紹介してください。
→え？

 

あ、はい。

 

 

良いですね！？
合図送ります。
→はい。

 

 

原口はその意図が全く
分かっていなかった。

 

 

 

それが第2の失敗だった。

 

 

 

初セミナー初日は失敗だらけだった。

 

 

 

岩田君の緊張は織り込み済み。

 

 

原口の感情は完全な想定外。

 

 

緊張と感情。

 

 

これが第1の失敗。

 

 

そして大した立て直しも
できないまま岩田君の
パートからセミナー後半が
始まる。

 

 

セミナー後半戦。

 

 

 

ここでも取り返しがつかない
失敗が多く起こる。

 

 

甲子園には魔物がいる。

 

 

岩田君が「あれは本当です。」と
言っていたのと同じように・・・。

 

 

初セミナーには魔物がいる。

 

 

正確には初スピーカーに。

 

 

誰にも見えず、感じず。

 

 

しかし、確実に蝕んでいく
病魔のように。

 

 

緊張と失敗を取り返そうと
する気持ち。

 

 

そして、うまくやろうと
焦る気持ちが事態を悪化させていく。

 

 

原口が反芻から現実に
戻ってきた時、気が付くと
岩田君が話していた。

 

 

耳まで赤く、話に詰まり、
しどろもどろの状態で。

 

 

原口は慌てて立ち上がり、
岩田君の横に立ち、通訳を始める。

 

 

真面目に書かれているが、周りから
みたら三谷幸喜さんの書く完全な
ドタバタ喜劇だった。

 

 

そして、本人たちは極めて大真面目な
ところが余計に笑いを誘う。

 

 

しかし、来場者さん達は温かい目で
見ていてくれる。

 

 

原口たちの赤面のデビュー戦は
後半、もっと失敗を重ねていく。

 

 

 

セミナーが進めば進むほど、
取り返しがつかないレベルに

上がっていく。

 

 

 


今日の原口は何位？

 

 

 

本日はここまでになります。

 

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

 

みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

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