おはようございます。
子供の運動会がダンス・
フェスティバルに変更。
ダンスの歌を口ずさんでいる子供。
曲が「男の勲章」
え！？嶋大輔さん？？
なぜか笑ってしまった原口です。
本日は
回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編
「変換」
について話を
していきます。
前回のあらすじ
岩田君の違和感の原因は
高嶋さんだった事を伝えた原口。
高嶋さんは怒り、そして納得した。
そこで浮き上がったベクトルの
違い。
売る側とやる側の違い。
セミナー後半でぶつかり合う。
高嶋さんの行動に原口は
怒り、セミナー中に顔つきが
変わってしまう。
昼と夜で顔つきが、人格が変わる。
それは薬によるものだった。
「タ」キル博士は夜になるとハイド氏に
変わった。
ハイド氏はボランティアに精を出し、
不幸な子供の事で心を悩ませていた。
いや、ぎゃくー。
っていうか「タ」キル博士の人格、
やばいだろ！
聡明で博士と残忍な男の
解離性二重人格の物語。
「ジキル博士とハイド氏」
は好評DVD発売中。
※あらすじの中にフィクションが
含まれます。
本編はこちらから。
高嶋さんは雄弁に語り、
大げさに煽り、話を終えた。
勝手に僕が話してしまってすみません。
それではみなさん、残りのセミナーを。
ありがとうございました。
そう〆の言葉を言い、
マイクを原口に戻した。
その時、高嶋さんは一切、
目を合わせなかった。
セミナー後半戦が開始となった。
怒りの気持ちを持ち直せずに、
話をしていく原口。
顔つきは怒ったままだった。
逆に岩田君がフォローに入る程、
原口のパートはボロボロだった。
この時は高嶋さんがいても、
岩田君はスムーズに話が出来ていた。
岩田君も原口と同様に、全ての
パートを記憶していた。
一番、ワクワクして楽し気に話が
できるパート。
こうしたら稼げる。
こうしたら利益が出せる。
原口や岩田君が稼いできたやり方や
考え方を話をするパート。
しかし、原口の顔は強張り、
とてもリラックスした感じ、
楽しそうな感じには見えなかった。
会場を見なわしながら、話をしていると
女の子の顔が目に入った。
涙ぐみ、首を振り、
目で訴えていた。
落ち着いて。
怒らんといて。
全部がダメに
なってまうで。
と。
原口は目を閉じ、頭の中で
考えた。
来場者は関係ない。
これは高嶋さんと
原口の問題だ。
来場者の方々は学びに来ている。
それを自分が壊してはダメだ。
後半が始まって5分。
まだ取り戻せる。
にこやかに、いつも通りに。
楽しい事を楽しいと伝えるだけ。
儲かる事を儲かると伝えるだけ。
楽しくない人たちに
楽しくできる方法を。
頭の中で反芻する。
今までの事を。
店舗に行く事で・・・。
ドキドキする。
ワクワクする。
ただただ楽しい。
そこに利益があるから。
今でもそうだ。
作業でもなく、しんどくもなく、
ただただ楽しい。
それを伝える。
全ての感情のドアが開き。
ドス黒い怒りの感情を抑え込み、
楽し気ないつもの原口が
戻ってくる。
あからさまに空気が変わった。
今までの原口に。
セミナーは進み、
後半戦が終わろうとしていた。
残すはスクールの告知だった。
ここで最後の失敗が残っていた。
ボロボロの初日がさらに
ボロボロになる。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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