おはようございます。
新型コロナワクチンを打った人の
近くにいると妊娠できなくなる。
といった根も葉もないデマが
横行していて・・・。
それを本気で信じている人がいて
びっくりした原口です。
いやいや、胞子を飛ばす
きのこじゃねぇんだから笑
と思いながらバレないように
笑ってしまいました。
本日は
回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編
「会談4」
について話を
していきます。
前回のあらすじ
サカモトさんの雰囲気が
変わった。
暗く黒い炎のように。
そして、特有の早口になる。
情報を得たい原口はなだめ、
落ち着いてもらった。
サカモトさんが話し出した
元塾長ともめたきっかけは
小さなことだった。
小さなひずみが大きな溝となり、
決別に至った。
サカモトさんは小さく
つぶやいた。
たあの言う通りだった。
そして、怒られた子供の様に、
寂しく笑った。
「た」ん心は寂しく笑った。
亡くなった幕末の志士達を
思って。
函館での戦いで思い出される
闘いの日々。
しかし、あの頃の仲間は
もういない。
今の戦いに集中をするべきだ。
そう思った「た」ん心は、
温泉に浸かり、酒と豪華な食事に
舌鼓を打っていた。
いや戦いは！？
そんな腑抜けはでてこない。
るろうに剣心 北海道編
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※あらすじの中にフィクションが
含まれます。
本編はこちらから
寂しそうに笑うサカモトさん。
当時のサカモトさんは
激烈な性格に豪胆な
心の持ち主だった。
今は見る影もなくなって
しまったが。
人は良くも悪くも変わる。
サカモトさんはその典型だった。
しかし、名古屋で会った
サカモトさんはその片鱗は
まだ見えず。
人情に厚く、涙もろく、
尊敬する人に心酔する純粋さを
持っていた。
その純粋さに狂気を
感じるほどに。
その想いが反転した時。
どう変わるのか。
それが今だった。
可愛さ余って憎さ100倍。
まさにそれを体現を
している様だった。
今まで聞かされていた
無条件の元塾長への
リスペクト。
頑なに守る教え。
それらに反した者への
憎しみ。
それらが全て反転した。
サカモトさんは我慢の
限界を超え、元塾長への
不満を爆発させた。
それがまさに今だった。
そして、サカモトさんは
感情をさらに爆発させた。
止まらない元塾長への
怨嗟の言葉。
次々に溢れる様に出てくる。
堰を切ったように。
大雨が降った後の
ダムの放流のようだった。
そしてサカモトさんは
早口になっていく。
聞き取れないほどに。
原口は早口になっていく
サカモトさんを止めなかった。
溜まった想いを
吐き出したいんだろう。
そう思ったからだ。
時折、サカモトさんのグラスに
ビールを注いだ。
それ以外は黙って聞き、
相槌をいれていた。
1時間くらい経った頃・・・。
落ち着きだしたサカモトさんは
一息ついた。
深呼吸をして、ビールを飲んだ。
程よく酔っているように
見えた。
そして、暗く黒い雰囲気は
消え、目に光が宿り出す。
そして、よもやま話をし出した。
冗談を交えて。
そして落ち着きだした
サカモトさんは・・・・
原口、岩田君を交互に
見てから・・・・。
驚くべき事を口にしたのだった。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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