おはようございます。
先日、話をさせていただいた
Amazonポイント自動付与の期限が
近づいています。
また期限が近付いてきたタイミングで
リライトをしたいと思います。
本日は
回顧録「ザ・せどりスクール」
立ち上げ編
「六本木へ」
について話を
していきます。
前回のあらすじ
大阪セミナー開始前。
岩田君の様子を見て
爆笑とツッコミが。
おふざけの空気に包まれる。
さすが関西、ノリが良かった。
しかし、話が進むと
来場者さんたちは
真剣になった。
大阪セミナーはこれ以上ない
くらいの成功を収めた。
岩田君の血のちょび髭事件は
忘れられた。
血のバレンタイン事件。
アル・カポネが指揮をして
1929年2月14日に起こった虐殺事件。
その後シカゴに派遣された
財務省のエリオット・「タ」ス。
色々な困難と事件、仲間の死を
超えて脱税の罪で起訴まで持ち込む。
しかし、裁判の陪審員は全て
カポネによって買収されていた。
それに気が付いた「タ」スは陪審員の
交代を提案。
裁判長はそれを拒否。
裁判長の名前も買収リストに
載っていた。
当然無罪。
恐るべき報復が幕を
開ける！
いや、そんな理不尽は
起こらない。
勧善懲悪と感動の嵐。
映画「アンタッチャブル」
はDVD好評発売中！
※あらすじの中にフィクションが
含まれます。
本編はこちらから
原口は六本木のコンビニで
車を停めた。
気分を落ち着かせるために、
コーヒーを買っていた。
六本木に向かう理由は
ただひとつ。
元塾長の脅迫録音データを
持って、タムラ社長と話を
するためだった。
遡る事2日。
原口は岩田君と泊まった
名古屋のラブホテルで
タムラ社長からのLINEを
受け取った。
そして翌朝、岩田君は
髭剃りで鼻の下を切った。
岩田君が鼻の下を切る
少し前のタイミングで・・・。
原口はタムラ社長に
返信をしていた。
おはようごいます。
今日、大阪でセミナーですので、
明日東京に戻ります。
急遽で申し訳ありませんが、
明後日にまたセミナーがありますので、
近々でしたら明日なら可能です。
明日でご都合のよろしい時間などは
ありますでしょうか。
こちらの都合で申し訳ありません。
といった内容を。
大阪セミナーのオープニング。
場が温まったタイミングで
LINEの通知を告げていた。
内容見ていない。
岩田君のパートになった時に、
スマホをテーブルの下で開いた。
タムラ社長からの返信は
セミナーでお忙しい時に、
こちらの都合で申し訳ありません！
原口さんのご予定に合わさせて
いただければ大丈夫です！
いつでも大丈夫ですので
出発前にご一報ください！
というこちらを気遣ってくれる
内容だった。
大阪セミナーの1日、3講演が
22時に終わり、夜は大阪泊まり。
翌朝、7時台の新幹線にのり、
家も戻ってタムラ社長にLINEで
時間告知。
返信まで事務所で資料修正。
返信がきたタイミングで
やり取りをして・・・。
16時半に家を出た。
約束の18時より大分早く、
タムラ社長の家、六本木の
タワーマンション近くについてた。
原口はコンビニでコーヒーを
買っていた。
アイスコーヒーに
ガムシロップを入れ
マドラーを使わず、
ふたを閉めて、カップを
くるくると回していた。
車を近くの駐車場に停めて
タムラ社長の住んでいる
タワーマンションを見上げていた。
もう迷いはなかった。
タムラ社長の事は人として
尊敬している。
しかし、行く道が違うので
あれば。
その道が原口と真逆であっても
仕方がない。
タムラ社長との邂逅で
事態がどう動こうと。
敵対してしまっても
仕方がない。
腹をくくっていた。
そう思いながらマンションを
見上げ、タバコを吸っていた。
17時55分。
車の灰皿でタバコを消し
マンションのエントランスへ
向かった。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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